別荘の維持管理
先日の記事では、別荘についていずれは高く売れたらいいな、という希望を書きましたが、それだけでなく快適な生活を目指すうえでも修繕を伴う維持管理は避けて通れません。何度か泊まったので、これからどうしていきたいのか、現時点での希望を書いておこうと思います。なお、何よりも先立つものが必要なので、全部を実行に移すのはなかなか難しいと思っていますが、優先順位とかは、おいおい考えていきます。つまり、今のところはノープランです。
建物
早い段階でリフォームしたいところです。灯油のFFヒーターが残っていますが、建物の断熱性能については、冬対策をしていないと思われ、そのあたりをどうしていくのか、専門家の意見を聞きながら思案していくことになりそうです。
リゾートStyleの記事によると、だいたい300万円くらいと書いてありますが、それで収まるのかどうか不安でいっぱいです。
屋根
雨漏りはありませんが、すでに苔の生えてしまっているところもあります。早急に対策するべきと思われます。先立つものを用意する期間だけ辛抱するにしても、屋根掃除はやらなくてはなりません。すでに耐用年数的に葺き替え、ないし重ね葺をしなくてはならないはずで、雨漏りで建物全部が傷むと、コストがさらに嵩むので、観察等怠らないようにしたいところです。
外壁
金属のサイディング張りになっています。シーリング材の欠損、ひび割れが目立ち、ホームインスペクションの報告書でも指摘されています。先日リフォームを相談した業者の方には、東急リゾートタウン蓼科の雰囲気にそぐわないと言われてしまいました。シーリングの補修で安くあげたいところですが、屋根の補修で足場を組むなら、外壁塗装でなくカバー工法で断熱性などを上げていくことも思案に入れるべきかと考えています。
水回り
ぜひともやりたいところです。上と横の断熱がカバー工法で取れたなら、残るは下になりますが、床等を断熱工事でいじるならば、築年数から考えても、配水管などを替えておかないと次のチャンスがいつ来るのかはよめず、やっておくのが妥当だと思います。
内装
ここは考え方次第ですが、購入時の山の家の居住スペースはフローリングよりも畳敷きのほうが広いと思います。和室の良さはいろいろとありますが、他の人を泊めたりしないのならば、洋間にしたいところです。また犬的にも今のフローリング及び畳はすべるようなので、換えてしまいたいところです。建物下部の断熱との兼ね合いになります。とりあえず手を付けず、何か適当なものを敷くという考え方もありますが、黴などの湿度との戦いに備えるとなると、何かを敷くというのはあまり考えたくないところです。
断熱材が入っているようには見えません。そして湿気との戦いの予兆も…
暖房
長府製作所の石油FFが残されています。前の所有者の方は丁寧な方だったようで、取扱説明書も残されています。インターネット上でも取扱説明書は見つかりますが、いつ頃の製品なのかは解りません。大変古いと思われます。今度裏などを見て型式を調べます。現在の新しいものを長府製作所のカタログで調べると定価で266,000円…。これは思案のしどころです。東急リゾートタウン蓼科は長野県なので60Hz地域で標高2000mまでは使用可能ということなので、考えてみます。
外構
建物周りは、砕石を撒いた形跡がありますが、建物で言うと斜面上側にあたる方は腐葉土の厚みが相当ありそうで、コレを取り除く必要がありそうです。別荘についてのブログを拝見させていただくと、戦いは黴・虫・鳥の3つが主なものとなります。
鳥はいわゆるキツツキで外壁に穴をあける困ったさんですが、今のところ屋根回り含めやられている形跡はありません。(床下の蝙蝠はなんとかしなくては…) 黴と虫は、湿度と直結している部分と建物の気密及び隙間の問題なので、まずは建物周りの水はけからですね。
まずは建物回りの水はけを良くするのと、流出土砂とかが出ないようにするのを自分でやるしかないでしょう。体力に不安がありますが、いずれその様子を記録として残りたいと思います。
他、敷地
建物周りとまでは言いませんが、敷地内にかなり高く育ったカラマツが何本もあったり、建物に寄りかかりそうな白樺があったり(大きなカラマツからワイヤーで引っ張って建物に倒れないようにしている)、技術も重機もない素人では歯が立たないので、ここはお金を出してさっさと伐ってもらおうと思います。東急リゾートタウン蓼科は八ヶ岳中信高原国定公園内にあり、色々な法令等がありますので、順守したうえで手入れのしやすい敷地、先々は庭といえるように手を入れていきたいと思います。
