山のYeah!

東急沿線と東急リゾートタウン蓼科で犬と二拠点生活

ダナーフィールドローでお散歩しましょう

靴にはこだわりがあるんだなー

 冒頭から少々痛い話ですが、学生時代に足首の捻挫、それもわりと重度なものをを繰り返したこともあり、両足とも足首外側の靭帯は伸び切り、少し骨も欠け滑らかでない部分があります。その骨が何かの際に筋肉等を刺激してしまい、数年周期で足首が痛くなることもあります。幸い、膝や腰に影響があまり出ていないのですが、そんなわけで足にあった靴を履くということにそこそこの熱意があります。またそういった靴を長く履いていくということにも、同居人から靴のメンテナンスについては趣味と言われる程度には情熱があるつもりです。
 そんな私の足に合う靴を作るメーカーの一つにダナー*1があります。その歴史等は他で見ていただければと思いますが、私の足との相性で言うと、履き下ろしたばかりの頃は踝が当たり、やや踵のホールドが弱い、という問題点はありますが、かなり気に入っているメーカーです。

ダナーも買っちゃおうと思うんだなー

 先日の記事でも触れたのですが、靴を2足買いました。

no8.hatenablog.jp

 1足はジャングルモック。もう一足が、箱でも分かるように、ダナーフィールドローです。

ジャングルモック ダナーフィールドロー

靴2足を大人買い
  • 商品番号 D121008
  • サイズ 9H*2
  • カラー ダークブラウン/ベージュ

です。ダナーと言えばダナーライトですが、そうそう手が出ないお値段*3ですが、数年前*4に突如日本の誇るアウトドアブランドSnow Peakとのコラボレーションで、ダナーフィールドプロ*5というお値段半額なものが出てきました。当時も相当心が揺れましたが、ブーツは不要ということで手を出しませんでしたが、人気が爆発したせいか、プロの2文字を外したダナーフィールドも発売されています。
yamagoya-moroq.blogspot.com

 4月は一度は蓼科に行って夏の準備を始めないと…と思いつつ、にほんブログ村の八ヶ岳情報*6を眺めていたらら、上記のような記事を発見しました。ダナーライトローもなかなかtoo much expensive*7なもので手が出ないうちに売場から消えていきましたが、記事の最後に興味を引くリンクが…。これは靴を見に行くときダナーも見ておこうと思っていましたが、そんな私にとどめを刺したのが以前のこちら

no8.hatenablog.jp

 TOKIOの松岡君*8にとどめを刺されました。

八ヶ岳リゾートアウトレットを応援するんだなー

 ダナーはABCマート傘下なのですが、八ヶ岳リゾートアウトレットでは単独の店舗として店があります。先日の記事のABCマートの後、建物をぐるっと回って*9ダナーで試着しました。わりと年季の入ったダナーライト*10を履いていた定員さんが、丁寧にサイズ合わせをしてくれました。工場が違うのでラスト(靴型)も違うようで、少々細いと言われましたが、いつも通りのサイズになりました。
 ダナーもメレルも割引価格をあまり見ないのですが、八ヶ岳リゾートアウトレットで買ったので1割引きです。靴は試着したほうが良いに決まっているので実店舗を応援する意味でも宣伝しておきます。

ようやくレビューなんだなー

 ダナーフィールドローは昨年出たばかり*11のようで、メーカーの方でも宣伝に力を入れていました。

jp.danner.com

スペック

山と街の散歩にこれほど向いている靴も少ないと感じる宣伝です。 

DANNER FIELDのスペックはそのままに、フィールドワークやタウンユースでの着用を想定したLOW CUTスタイルの提案。 カットが短くなったことで低山ハイクや散策、キャンプやBBQといったアウトドアシーンだけでなく、梅雨や秋雨のような年間を通しての降水時にも気軽に普段履きとしても活躍。過去にも同様にトップモデルのLOWカットスタイルは多くの支持を受けていた中、FIELD LOWも待望のラインナップとなった。インソールはOrtholite®社のカップインソール。ボトムはクッション性・汎発性を重視したミッドソールと、Vibram®クレッターリフトの組み合わせ。高いグリップと耐摩耗性を重視した仕様となっている。防水・透湿性能に優れたGORE-TEXライニングを使用。ソールの交換 可能
【特長・仕様】
フルグレインウォータープルーフレザー、GORE-TEXメンブレン(防水フィルム)、VIBRAM クレッターリフト、Ortholite®インソール、重量640g、ソール交換可能。

個人的には足に合った靴を長く履きたいので

  • 自分の足にあっていること
    第一にこれです。試着時にはあぁステキと思いました。
  • 堅牢性
    ソール交換可能なことを含め、長く履けます。
  • 機能性
    クッション及び防水性です。ゴアテックスブーティー(靴下状のゴアテックス)ではないとのことですが、透湿性のない防水素材を靴底部に配したということで、自分の頭で想像する限りは性能差はないと思われます。

を重視しました。カタログ上は問題なしです。

見た目

 1990年代に少しだけダナーが流行った時期がありました。レッドウィング、ティンバーランドなどから少し外した感じでしたが、やはりアメカジそのものですね。レッドウィングやティンバーランドはやや東部的ですが、ダナーまでくるともう西部開拓精神に溢れてしまう感じがします。憧れの英国カントリーファッションとは遠い世界です。

メンテナンス性

 悪くなさそうです。シュータンも本体と一体型です。下写真で一緒に写っているマウンテンライトはこのシュータンの部分のブラッシングが異常に面倒ですが、ダナーフィールドローは上にちょっと持ち上げるだけで、ブラッシングも拭き取りも簡単にできました。水も泥・小石等が靴に入ってこない仕様ですので、インソールやライニングも傷みにくいのではないでしょうか。加えてゴアテックス搭載ですから、履き終えた後の内部の水分も理論上は早く排出されるはずです。なお、ライニングについては、マウンテンライトは布張り(粗目)と思われますが、つるつるしたもの*12を使っており履きやすさが向上しています。ライニングとインソールは汚れが溜まりにくそうな感じです。
 なお、傷も味、と見なせるワークブーツですが、履き手に若さがないとただの汚い靴になりかねないので、靴に傷が入るのは仕方ないと思いますが、手入れはしていこうと思っています。

ダナーフィールドローのプレメンテとマウンテンライトのメンテナンス

ダナーフィールドローとマウンテンライトなんだなー

ダナーフィールドロー 0年0ヶ月

ダナーフィールドロー 履きおろし

まだ馴染んでいないんだなー

 先月購入し、かれこれ一か月。プレメンテナンスの時間が10日間ほど取れませんでしたが、その後せっせと履いています。基本的に坂の多い街を犬と歩いている私の感想です。
 クッション性は高いです。アメリカのトレッキングシューズだな、と思わされます。アスファルトの上を歩く分には申し分ありませんし、少しウェットな状況の草地でもビブラムソールが地面を掴んでくれる感じですし、防水性も高いので気になりません。
 ダナーの店員さんも仰っていましたが、少し細いせいか、3万歩ほどまでは右足ポールジョイントの部分が当たり痛かったです。今は15万歩ほど歩きましたが、まだ少し痛くはありますが、靴が足に馴染み始めているので、もう一息いけばこの部分は全く気にならなくなりそうです。また踵はやはり少々大きいです。インソールとライニングが滑りやすいので、紐の締め方を誤ると靴の中で足が動いてしまい、ポールジョイント部の痛みにつながっている感じです。正直もう少しホールド感は欲しいところなので、インソールを変えることも検討中です。もう一つ踝ですが、こちらは当たっています。靴擦れは踵含めおきていませんが、靴が柔らかくなり気にならなくなるまではもう少しかかりそうです。
 また、ゴアテックスも宗教のようになっていますが、しょせん革靴なので通気性はそこまで高くありません。私はそこまで汗をかく方ではありませんが、やはり熱はこもります。革の部分がもう少し細ければな、と思うのは外見上からくる好みと、ゴアテックスの機能を活かすためにも、ナイロン地の面積がもう少し広ければいいのにな、という部分があります。
 ついでに、歩きやすくはありますが、決して軽い靴ではありません。踵部の深さ含め足を包むようにホールドしてくれる安心感はありますし、その重さで歩きやすさが増しているとはいえ、短靴にしては重い部類だと思います。スニーカーやドレスシューズなどの靴とはちょっと比べられないように思います。
 とはいえ、快適に散歩しているのは間違いありません。ダナーライトの半額以下とはいえ高価なシューズですので、メンテナンスしながら経年変化の記事なんかもたまにこのブログに載せられたらいいかもな、と思う今日この頃です。

*1:Danner | ダナー オフィシャルサイト

*2:日本表記で27.5㎝。最近の傾向では、New BalanceのDワイドは28.0㎝、リーガル01DRでは27.0㎝を履いています

*3:2021年5月現在 税込60,500円

*4:私が認識したのは2018年

*5:DANNER FIELD PRO. | Danner | ダナー オフィシャルサイト / 「Danner」とコラボレーションしたアイテムの販売を開始いたします。 | 新着情報 | スノーピーク * Snow Peak

*6:サイドバーにもブログパーツを貼ってあります

*7:ABCマートの運営するブーツショップSTUMP TOWN価格で税込47,300円!!!https://store.stumptownjapan.com/shop/g/g5075110001017/

*8:履いているのが本人かも分かりませんし、そもそもダナーフィールドローなのかも分かりませんが、物欲に支配され勝手に確信

*9:店の裏は階段でつながっているのか?と思わせる位置関係です

*10:こちらも勝手に推測

*11:その前にこれまたSnow Peakとのコラボで出したものがあって、かっこいい

*12:とはいえ、透湿素材なのでしょう