山のYeah!

東急沿線と東急リゾートタウン蓼科で犬と二拠点生活

別荘購入まで-その6 東急リゾートタウン蓼科

 東急リゾートタウン蓼科(以下 タウン )で物件を探すと決めた我が家ですが、戸建て・マンションともに100件ずつくらいがインターネット上で東急リゾートさんから紹介されており、この中から取捨選択をしていくことになります。

 インターネット上の物件については、価格が高かったりするなど難しい物件はわりと残るようですが、条件の良いものや安いものなどはわりとすぐに無くなり(商談に入ったということだと思います)、それなりに回転しているようです。タウンの中での住み替え?をする方もいらっしゃるようです。
 タウンはビーナスラインから近いところから開発されていったということです。入り口はタウン内で標高の低いところにありますので、ビーナスラインから尾根に向かって開発を進めたということなのでしょう。そういうわけで、建物は入り口に近いほうは古く、標高の高いところはやや新しいという傾向があります。とは言え、売りに出されている物件は、昭和後期から平成初期にかけてのものが多く、今となってはそこまで気にすることもありません。むしろ、使われていたのか、ボチボチと手を入れているのか、と言うあたりの建物の劣化がどう進んでいるのかの方がポイントのようで、やはり実際に見てみるのが一番です。地形的には、平坦な土地はほぼ存在せず(というより、平坦な良いところはゴルフ場になっています)あっても比較的値段が高くなります。また軽井沢ほどではありませんが、平坦地にある別荘を内覧すると、少々かび臭い感じがあり、湿気がたまりやすいようです。

www.tateshina-tokyu.com

 マンションタイプのヴィラについては、建物の修繕積立金がわりと安めに設定されており、計画でいえば大規模修繕が近づき一時金の拠出をしなくてはならない時期が近いものは割安な感じがありました。ただ一棟あたりの住戸数が少なく、大規模修繕について揉めだすリスクを取れず、諦めました。ヴィラは傾斜地に建っていることが多いようですが、建物はしっかりしており、床暖房等の設備も充実しているので、けっこう心惹かれるものがありました。東急リゾートの担当の方が、年配の方で戸建てからヴィラに引っ越す方も多い、と仰っていました。傾斜地だからこそ、眺望良好で、すてきな物件が多かったと思います。

 
 
 
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 物件を選ぶにあたっては、冬に物件を案内してくださった東急リゾートの担当の方とメールでのやり取り等お世話になりました。気になった物件について連絡をすると、詳細な資料を送ってくださり、それをもとに検討を進めるという具合です。間取りや地形などは送っていただいた資料でおおよそ分かるのですが、やはり現地を気楽に見にいけないのがなかなか難しいところです。
 厳密な計算式があるわけではないと思いますが、建物は昭和末期から平成初期のものが多く、物件価格にはそこまでのせられていないように思います。思い入れが価格になるみたいな感じですが、思い入れがある売主は使用頻度が高かったとも言え、建物の痛みがそれほどでもないように思いました。
 物件価格のほとんどを占める土地代については、借地権のわりには高いと思います。ただし、土地がいわゆる財産区のものであり、更新に際して簡単な手続きですみそうなので、東急の団地を買うと思えば、そういうものかな、といったところなのでしょう。大まかな見立てでは平坦地や道路までの距離(アプローチの斜度)と、土砂災害などの警戒区域にあたるかどうかなどで、体感ですが場合によってはタウン内でも㎡当たりの単価が1.5倍ほど違ってきます。
 平坦地は単純に魅力的なのですが、地形的に平坦であることは水が集まってくる場所でもあり、湿度の問題からか建物が傷みやすいようで、使うのになにがしかの手を入れないといけない感じもあります。
 結局、ある程度すぐに使ってみたい。標高の高いところが良い、という理由で、傾斜地、安め(直しを入れたい)、という物件を購入することにしました。いやはや、頭も使いましたし、度胸も必要でした。とりあえず、申込用紙を郵送して、商談スタートです。

 そんなこと書いてたら、心の師匠の穴澤賢さんがこんな記事書いてました。丸山の森 にするべきだったかなぁ…

dog.benesse.ne.jp