山のYeah!

東急沿線と東急リゾートタウン蓼科で犬と二拠点生活

別荘購入まで-その5 とりあえず別荘地を決めてみた

f:id:NO-8:20200820105757j:plain

蓼科湖から八ヶ岳方面

自分たちのみで管理することはできない

 前回の記事では、八ヶ岳周辺についていろいろ調べたものの、気持ちが拡散方面にばかり向いてしまい、収束させることができなかったというような内容になりました。自分のことなのにね。
 今まであげてきた様々な条件を踏まえたうえで、もう一つ我が家として忘れてはならないのは、我が家は全体的にズボラというか、まだまだ貧乏暇なしというか、あまり別荘管理に手間をかけられないのではないか、ということです。
 現状の日本では、生活する場合納税の義務を果たして、その見返りとして国家や地方公共団体からのサービス(道路なんかもそうですね)を受けているので、別荘の管理すべてを自分たちでやるということは厳密にはない(離島や山奥のほうでポツンと…とやれば限りなくそこに近い生活もできるとは思います)わけですが、都会のマンションのように共用部分については掃除等を管理会社に任せ、専有部分を自分たちでなんとかする、というのが良いという結論になりました。

管理別荘地やマンションのメリットを取る

 管理費を払うということは、物件としてはリゾートマンションか管理会社のある管理別荘地ということになります。富士五湖や軽井沢と比べると八ヶ岳山麓ではマンションの数が圧倒的に少ない感触です。管理規約上、ペット可という縛りを加えると、標高の高いところではなかなかそういう物件には出会えませんでした。
 別荘地で、となると、これまた大変な数があるわけですが、管理に不安がないことが大切だと思いました。

立地について再度確認

 東京から、一回休憩を入れて3時間以内でないと、通うのが辛くなると思いました。また、あわよくば3時間であれば、早朝6時前に出れば午前中から仕事が可能なので、そのあたりは捨てがたいところでしたね。そして標高。避暑ですから。100m標高が上がると0.6℃気温が下がる、ということが大事です。500mで3℃。東京で35℃だと、1500mなら26℃。湿度やエアコンの室外機等から出てくる熱等々考え合わせると、相当の差になるので、ここはこだわっていこうと思いました。

COVID-19 コロナ禍の影響

 この夏に向けてちょっとずつ(本当は盛大にやりたかったのですが、昨秋以降少々バタバタしてしまってゆっくり時間が取れませんでした)調べたり、内覧させてもらったりもしたのですが、夏に避暑地で散歩するために山の家を購入するにはまことに都合の悪いタイミングで、コロナ禍による緊急事態宣言などがあり、インターネットにかなりの部分を頼ることになりました。
 ただ別荘地と観光地は近いことが多いのですが、だからと言って別荘地に用もないのに行くことがなかったので、もっと色々眺めたりもしてみたかったかな、とは思っています。(←過去形になってる!)

東急リゾートタウン蓼科

 途中経過は省きますが、別荘は東急リゾートタウン蓼科で探してみることにしました。ここまでダラダラと書いておきながらこれが決め手というものはありませんが、ここがいいなと思ったところは以下の通りで、書いてみるとなんだかしょうもない感じがするのは否ません。

タウン概要

 決め手の前に、まず概要をざっと書いておくと、東急リゾートタウンは蓼科山から南西5Kmのあたりにあり、東西北を八子ヶ峰の尾根に囲まれた(南西に向かって開けています)エリアにあります。東急リゾートタウンを中心に八子ヶ峰の外側をいわゆるビーナスライン(長野県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線)が走っていますが、基本的に出入口は南西側で、その一か所だけビーナスラインと接続しています。(国土地理院の地図を見ると歩いて出る道と、舗装されていない林道が何か所かあるようです) なお、タウンを囲むようにある尾根沿いにはトレッキングコースが整備(トレッキング・散歩道|東急リゾートタウン蓼科)されています。
 タウン内には、会員制のもの含めた宿泊施設、アクティビティーを楽しめる施設、日常生活を支えるちょっとしたコンビニや温泉施設等が中心部にあり、その周りに別荘が配置されています。気になる標高は1200mから1600mくらいで、タウン内でも気候に差があるようです。東急リゾートタウン蓼科のウェブサイトからの引用によると、団地なんですけど。それを求めているものですから。

昭和40年代後半から用地取得、開発許認可が進められ、昭和53年の第一期別荘分譲に端を発し、現在まで23期、約1200戸の別荘と70棟1186戸のリゾートマンションを分譲、開発面積約660haの大規模団地に成長致しました。 

www.tateshina-tokyu.com

管理会社

 コロナ禍で別荘地や物件を直接見ることが出来ないので、大手の管理会社の持つ安心感に惹かれました。野趣あふれる生活をしたい方はともかく、我が家はひ弱な都会っ子なので、少なくとも自分の敷地外のことをやってもらえるというのはわりと大事なポイントだったと思います。内見を冬にしていたこともあってタウン内を少々拝見しましたが、別荘地の管理状況は安心できるものがありました。東急沿線住民歴の長い我が家にとっては、安心のブランドを選択したということです。

販売会社

 東急リゾートタウン蓼科の物件は、ほぼ東急リゾート㈱が販売しています。ほぼ中古ですが、中古物件を探している我が家にとっては何の問題もありません。ちなみに新築建売というものはほぼありませんが、土地は少々ありましたし、参考建築プランもありました。限られたエリア(とはいえ660㌶…1㌶が100m×100m ということは…。2.5Km×2.5Kmみたいな感じかな?)で多数の物件があるので、比較検討がしやすく、また借地権である(このことについてはいずれ書き留めておくつもり)からなのかお手頃感のある価格の物件の中から、自分たちの条件にあうものを探せたと思います。

www.tokyu-resort.co.jp

 

水道

 東急リゾートタウン蓼科は独自の水道施設を運営しており、タウン内の水源から水道水を供給し、タウン内に下水処理施設を持ちそこでタウン内すべての汚水処理をしています。地形としてもそうすることに向いていますね。浄化槽等のことで悩まされることがない、というのは大変魅力的でした。

付記

 八ヶ岳山麓は、以前の記事にも書きましたが、別荘地が多くわりと迷いが生じやすいと思います。清里の森セラヴィリゾート泉郷富士見高原丸山の森三井の森(チェルトの森含む)蓼科高原ビバルデの丘、などそれぞれに特徴もあり、心を決めなければ目移りしてしまいます。その目移りする時間を楽しむのも良いと思いますが、いかんせん夏を乗り切るための時間の制約があり、突然急ピッチに物件選びを東急リゾートタウン蓼科内ですることになるわけです。なお、蓼科東急リゾートタウン内のマンションタイプ「ヴィラ」でのペット飼育ですが、ペットについての詳細な管理規約がなく、なんとなくOKだということでした。
 しかし、ビバルデの丘なんて、霧ヶ峰なんですけど、八ヶ岳って括りなんですね。八ヶ岳山麓は広い…。