山のYeah!

東急沿線と東急リゾートタウン蓼科で犬と二拠点生活

Bellroy Apex Note Sleeve を買ってみた

我が家にやってきたBellroy Apex Note Sleeve

 財布を新しくしました。

 今まで普段使いの財布としてabrAsusの薄い財布というものを使っていましたが、調べてみると2010年ごろに買ったもので随分と長く使っていました。

 この財布は日常遣いするカード・紙幣・小銭を薄い状態で保持できるという、非常によくできた財布です。革の質も良く、大人の財布としても申し分がないと思います。非常に薄いのと黒を購入したので、財布が存在感を消しすぎて、鞄の中(暗いカバンの中で消える)や車で置いたとき(明るくない車内でダッシュボードや椅子の色と同化する)に見えなくなるなんてことがよくあったり、予想外に小銭が出現した時(999円が効率的にギリギリ入るので、500円玉・50円玉・5円玉をちゃんとまぶしてくれていないという時)に財布としては対応できない、紙幣の枚数が8枚を超えたあたりから不格好になる、カードの枚数は5枚以下で増減させないように使用しなくてはならない(増えると入らない、少ないと抜け落ちる)、といったあたりが弱点になるのでしょうか。
 さすがに長年使用して、全体的にへたってきたので買い替えたいとここ2〜3年ほど思っていました。特に問題がなければ、色をキャメル等にして買い直そうと思っていたのですが、ここにきて気になる単語”スキミング”が出現しました。マイナンバーカード等を持ち歩くことになりそうな気配漂う今日この頃。次の財布にはRFID保護機能を求めたくなったわけです。いや、至急RFID保護機能搭載の財布が欲しくなったというのが正しいところでしょうか。意味があるのかはよく分からないのですが、ある分には邪魔にはなるまいということですね。残念ながら、abrAsusにはRFID保護機能は付いていないので、色々検討することにしました。

 最終的に候補に残ったのは、BellroyとThe Ridge。The Ridgeの無骨すぎるほど削ぎ落とした感じも好きだったのですが、飲みに行く仲間との割り勘が未だ現金が多かったり、現金チャージをするカードを使うという機会にも恵まれている都合上、現金をまだ持ち歩く方向で考えると、The Ridgeは割り切りすぎ、となったので、その昔、環境オタクの先輩が絶賛していたBellroyをチョイスすることにしました。RFID対応のBellroyの財布はそれなりに多いのですが、abrAsusからの流れで薄くて小さい休日にジーンズのポケットにひょいと放り込めるものとなると、普通の二つ折り財布のHide & Seek、どちらかというとカードの収納に特化しているSlim Sleeveの一部、そして今回はアレンジ版を買いましたがNote Sleeveが候補になりました。カバンの中などで中身が散らばりにくそうというのがアレンジ版にした理由です。Bellroyというブランドについてはウェブサイトや他の方の記事に詳しいので省略しますが、オーストラリアらしいブランドだなと好感を持っています。

 メーカーの売り文句は以下の通り。

クラシックな二つ折り財布の「Note Sleeve」を成形レザーとステッチレス構造、片手でアクセスできるマグネット式開閉でアレンジしました。

特徴

  • 可能な限りスリムな形状を保つため、かさばりやすい縫製ではなく熱接着を採用し、レザー同士を固定しました。
  • スマートなマグネット式開閉が中身をしっかり守りながら、薄型シルエットを保ち、驚くほどストレスフリーな使い心地を叶えます。
  • アクセスしやすさと収納力をバランスよく兼ね備えるため、さっと取り出せるカードスロットと重ねて収納できるポケットを2つずつ配置しました。
  • 紙幣用セクションは世界中の通貨が収まるサイズに仕上げています。
  • あらかじめ成形したレザーは、時間をかけて馴染ませる必要がありません。使い始めのその日からカードもぴったり収まり、いつまでも新品のようなスタイルを楽しめます。
  • 主素材: レザー / RFID

カード 6〜10枚・紙幣を収納でき、RFID保護搭載・マグネット式開閉

仕様

外寸
108 × 86 × 19 mm

素材構成
70% レザー, 20% リサイクルポリエステル, 5% プラスチック, 5% その他の素材

 送料を特急便と通常便で選択できましたが、金額にそこまで差がなかったので特急便をチョイス。祝日もありましたが、発注から5日でやってきました。
 オーダーしたら、すぐに以下の内容のメールが来ました。

YOUR ORDER WAS SUCCESSFUL
Hi (略),
Well this is exciting. We’ll start prepping your order as soon as we can. This might be day one... but we can’t wait to see how you and your new Bellroy go through the days and years to come.

 なんて大袈裟な…と思いましたが、この時気がつくべきだったことが…。日本語で入力したBilling addressは私が入力したので、当たり前に大丈夫なのですが、自動変換されたと思われるDelivery addressの方がちょっとおかしい。町名まではキレイにローマ字になっていたのですが、丁目番地のところが、日本語が1-23-4だとすると何故か1-2-34になっているということに気が付きませんでした。この後出荷されてDHLからもSMSなどが届くようになりましたが、何故か私の氏名が中国語変換されたらしく、誰に宛てたものだがわからなくなりそうな事態(日本語→アルファベット→中国語となって原形が破壊されていました)に陥ったようです。幸い電話番号だけは大丈夫だったようで、DHLの配送の方から丁寧な連絡があり事なきを得ました。

 年明けから使っていますが、日常生活で使う分には不満はありません。財布の上下を潰すようにしてマグネットを開くという作業が耐用年数にどう影響するのかだけが不安です。スマホの普及に従い財布のスリム化をはかっている身としては無難なあたりを選択できたのかな、と思っています。少々高額なのは否めませんが、Bellroyのマーク「福来郎-ふくろう」にちなんで、金運up!となったらいいな、と思う今日この頃です。

冒頭の箱の外観はこんな感じ