八ヶ岳リゾートアウトレットは応援の甲斐なく、倒産、閉鎖となってしまいました*1が、小淵沢周辺は寂れる方向にはいかず、新しいコンセプトのものにそれなりに変わっていっている印象です。八ヶ岳と南アルプスが一番近い交通結節点ですし、標高もそれなりですからやはりリゾートへの投資としては魅力的な場所なのかなと思います。
そんな小淵沢からほど近いところにあるワイナリー、ドメーヌ ミエ・イケノ。
www.mieikeno.com ブドウ造りから醸造まで自らの畑と醸造施設で一貫しておこなうという拘りっぷりや、「マツコの知らない世界」で「神の雫」の原作者が紹介した日本を代表するワイナリーとして紹介したことで知られてるのでしょうか。インターネットなどでの販売もありますが、そもそも生産数が少量でなかなかの入手困難っぷりではありますが、先日なぜかリゾナーレ八ヶ岳に宿泊し、2022年のPinot noirを購入しました。ワインリゾートをうたうリゾナーレ八ヶ岳では、宿泊者に限り購入することができる*2のです。
買うしかないでしょう、ということで買ってみました。
ふっふっふっふっ pic.twitter.com/x4JjXR2Ghj
— 蓼科-№8 (@MountainVilla2) September 18, 2024
当時のSNSへの投稿を見ると、わりとはしゃいでいるようです。
リゾナーレ八ヶ岳のプレスリリース*3によれば
ユーカリや清涼感のあるハーブやスミレの香りに、紅茶やダークチョコレートなどスモーキーなニュアンスが感じられます。細かく柔らかいタンニンとしなやかな酸味が絡み合い、バランス良くエレガントにまとまったピノ・ノワールです。
さて、お味のほうはというと、ワタシにはなかなかの難問でした。拘りも何もない、クソ素人と思っていただいて結構な私の所感です。多分ですけど、2年程度のものは若い。デキャンタージュなんて華麗なことは出来ませんしポアラーも家にはありませんが、エアレーション的に味の角を取ってからが美味しかったかな。うちにワインセラーを仕込んで熟成させるともっと美味しかったかもしれません。ヘビーでありながら清涼感が確かにあるので、味が融合されてからが本当の実力なのでしょうか。牛肉をいただきながら飲みましたが、付け合わせもパンチがあった方があうと思われました。赤身のローストビーフを醤油とか入れない赤ワインソースで、のあたりだったかな、というのが個人的な所感。プレスリリースの中の表現でいえば、「清涼感と柔らかいタンニン」というところが強く感じられました。
自分の家で料理とあわせていくのは、ワタシには難しいかも…。馴染みのシェフとかに持ち込んでやってもらうみたいな、そんなセレブリティ溢れる生活とか憧れるわ。
美味しかったっていう話ですよ。
*1:跡地は会員制リゾートになるので、楽しい散歩道はもう行けないのが哀しい 会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート八ヶ岳 レジデンシャルリゾート」８月22日（木）より会員権販売開始 | リゾートトラスト株式会社のプレスリリース
*2:レストランに持ち込むことも可能との話
*3:【星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳】ドメーヌ ミエ・イケノ「Mie Ikeno 2022 ミレジム」宿泊者限定で販売｜販売開始日：2024年7月13日 | 星野リゾートのプレスリリース
