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街の家の植栽について調べる 基礎知識編

 このたび引っ越した街の家にも、当たり前ですが外構がありまして、砂利敷(防草シートなし)、舗装(駐車場)、植栽の部分に分けられます。家屋の周囲が砂利敷で、駐車場の舗装の周りに植栽と言うスタイルですが、この植栽の部分がそこまで広くもありませんが、長いのです。街の家なりの体裁(山の家の場合は、外構部の植物が地域にある固有種であることと、土砂を流さない、草ボーボーにしない、蜂に巣をつくられないなどを気にかけておけば、後は体力勝負で広いという問題だけではないにしろ*1考える方向性が違うと思います)というものもあります。山の家でもまだやっていないのに、園芸プランが必要です。まずは何が植えられているのか、正直見ただけでは分かりません。

 調査は、外構図とインターネットによります。外構図によると、カタカナが常緑樹、ひらがなが落葉樹とのことでした。植物の種類などが実は違ったということもあるかもしれませんが、とりあえず。

PictureThis:撮ったら、判る-1秒植物図鑑

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  • フイリサカキ
    PictureThis:サカキ(榊)。十分な日光。5~7日ごとの水やり。
     漢字で「斑入り榊」でしょう。常緑樹。6~7月頃に白い2cm位の一重咲きで花が咲く。樹高4m程度まで。葉張りが2m~3mの直立性のあるもの。生長は40㎝/年と早く、植栽適地が関東以南であり、初心者にも育てやすい。日なた~半日陰で良く育つが耐陰性は強い。耐寒性にはやや弱いが、暑さと乾燥への耐性は高め。病害虫や害虫は普通につく。主にカイガラムシ・アブラムシとのこと。水はけが良く、超えた土を好む。選定は春先、夏の終わり頃が適期だが、目が出るのが旺盛なので剪定の時期でなくても、こまめに刈り込む。

    耐寒性が低いので、山の家には向かない。なお、斑入りなので、神棚には使えない。
  • ソヨゴ
    PictureThis:ソヨゴ(冬青)。十分な日光。5~7日ごとの水やり。
     常緑樹。初夏に小さな白い花が咲く。雌株なら、10~11月に赤い実がなる。果実は野鳥の好餌。樹高は5~10m。早期に樹形が整う。耐暑性、耐寒性、耐病性、耐陰性、耐湿性が高く、害虫もつきにくい。生長は遅いが、萌芽力は強い。枝が伸びないで落ち葉も少なく、害虫などがつきにくいので、シンボルツリーになることも多い。初心者に超おすすめ。腐植質にとんだ湿潤な土質を好む。強い剪定はさける。

    ちなみに、上記特徴から山の家にも向いているようにも見えるが、根が浅いので風に弱く倒れやすいという部分もある。鹿の食害にもあいやすいという話なので、山の家には向かないのかな。
  • ポートワイン
    PictureThis:カラタネオガタマ(唐種招霊)。十分な日光。5~7日ごとの水やり。
    カラタネオガタマ の一種。
  • 常緑ヤマボウシ
    PictureThis:ジョウリョクヤマボウシ(常緑ヤマボウシ)。十分な日光。10~14日ごとの水やり。
     これだけ木にホームセンターでぶらさっがっているような札がかかっていました。それによれば「常緑ヤマボウシ (月光)」「ホンコンエンシス」。樹高は2~5m。ほぼすべての害虫や病気に対する免疫力を持つため、非常に育てやすい。耐陰性、耐暑性には強く、耐寒性はやや強い。耐乾性はやや弱く、耐病性と害虫には強い。環境としては、陽当たり良好、水はけのよい肥沃な土壌を好む。生長は遅い。初心者におすすめ。美味しい果実が秋につくとあるが、鳥的に心配。
    常緑ではないと思われるが、山の家にもあり、わりと樹勢が強い。
  • ヤマボウシ株立
    PictureThis:ヤマボウシ(山法師)。十分な日光。5~7日ごとの水やり。
     外構図では、これのみひらがなで書いてあったので落葉樹。上記常緑ヤマボウシと違う種類と言うことでしょうか。調査を進めたいと思います。
  • シロバナトキワマンサク ×2
    PictureThis:トキワマンサク。十分な日光。5~7日ごとの水やり。
     ほぼすべての害虫や病気に対する免疫力を持つため、非常に育てやすい。
  • シラカシ
    PictureThis:アラカシ(粗樫)。十分な日光。10~14日ごとの水やり。
    樹高は高3~10m。ドングリがなる。耐陰性、耐暑性、耐乾性は強く、耐寒性は普通。耐病性、害虫にも弱くはない環境としては、陽当たり良好、水はけのよい肥沃な土壌を好む。生長は早く、育てやすい。剪定は梅雨明け頃が適期。放任すると大株に育ち、葉がわさわさに茂る。
    街の家の場合は一番お隣の建物寄りなので、注意する。
  • 低木
    シルバープリペット・ハマヒサカキ・ヒラドツツジ。ヒュウガミズキなど
  • 地被
    矮性アベリア・フィリフェラ・オーレア・オタフクナンテンなど
  • その他芝生

 基本的に、風通しと水はけに注意するということですね。建売なので、そこまで手のかかるものは植えられていないようです。しかし、少々どいつもこいつも樹勢が強く、外構工事から入居までの間に少々伸びすぎて手入れが簡単と言う感じではありません。まあボチボチやりますよ。剪定とか樹形とか…そんなこと考えなくちゃならんのか…。