山のYeah!

東急沿線と東急リゾートタウン蓼科で犬と二拠点生活

2022年の計画 - 山の家生活を支えるイロイロのうち…

タイ北部

こんな悪路を行くことはない…はず。写真は2011年にタイ北部に行ったときのもの

 犬と楽しく蓼科と都会で二拠点生活を楽しむためには、車を持つ生活を止めるという選択肢はなかなか持ちづらい話です。ぢっと手を見る*1日々ではありますが、今年は車の買い替えを検討することになっています。憧れるモノもあったりしますが、我が家はとりあえずHONDAをベースに検討します。買い換え検討やHONDAで検討する理由は語ると長くなるので(略)。
 現在俎上に載っているのは、シャトルヴェゼルシビックの三車種。シャトルが2022年で生産終了とのことで、この3つで迷うならタイムリミットが近づいています。現在のガソリン高はともかくとして、ガソリン車がこれから廃れていくのは間違いなと思われること。電気自動車も魅力ではありますが、お値段的にやや厳しい*2こと。ガソリン代含めて考えてもお値打ちなのはガソリン車と思われます*3が、ハイブリッド車で選択する*4ことにします。車に詳しいわけではありませんが、大まかな比較基準は以下の通りです。

  • シャトル
    • 2019年にマイナーチェンジ
    • e:HEVでなくハイブリッド
    • 安全及び快適機能のホンダセンシングが古い
    • 後部座席にエアコンダクトはない
    • FFで240万、4WDで260万と価格はこなれている
  • ヴェゼル
    • 2021年にフルモデルチェンジ。人気のせいで納車までの期間がわりとある
    • e:HEV
    • ホンダセンシング全車種搭載
    • 後部座席にエアコンダクトあり
    • FFで290万、4WDで310万 くらい
  • シビック
    • 2022年にe:HEVが発表予定
    • e:HEV
    • 最新のホンダセンシング*5
    • 後部座席にエアコンダクトあり*6
    • 個人的な予想で FF400万、出ると嬉しい4WDは430万くらい*7でしょうか

 車としての使い勝手とお値段はシャトル。移動時の快適性はシビック。全てが中庸なヴェゼルといったところでしょうか。

 シャトルを中心に考えると、やはり圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです。室内空間の広さとのバランスは抜群です。コンパクトカーに分類*8され小回りも利きますし、高速で走ってもまず問題が無い範囲でしょう。弱点は、後部座席のエアコンダクトは後部席に犬をのせる都合上かなり欲しい*9のですが、それがないこと。加えて、室内空間の広さがエアコンの効きを悪くしていること。ハイブリッドシステムが今となっては旧型になってしまっていること。同様にホンダセンシングのシステムも古いと言わざるを得ないものであることでしょうか。

 ヴェゼルを中心にみると、全てが高次元で融合されています。これといった弱点はなく、強いて言えば他の2車種よりは車高があるため、長距離ドライブの際はロール等の影響で疲労や乗り物酔いが出やすいこと、立体駐車場の駐車が出来ないことなどでしょうか。

 シビックを中心に考えると、値段なりに乗り心地はよく、荷室含めた室内空間の狭さ含めて冷房の効きは抜群だと思われます。安全装備、運転支援機能が最新のものであること含め快適性はかなり高いことでしょう。全長全幅ともに三車種の中で最大なので小回りは一番きかないはず*10です。e:HEVで4WDが出るのかが分からない、荷物の積載量が少ない、お値段が今年日本で発売されるVWのID.4やHONDA e*11あたりが見えてきそうなあたりがせつないところです。

 4WDかFFかと言うことに関して言えば、山の家を利用する上で基本的にお薦めされるのは4WDと思われますが、個人的にあまり拘りはありません。4WDの方がスタックなどからの脱出力は高いと思うのです。しかしトレードオフになる事象*12を見据えると、最近はふらつき防止などの運転支援システムやタイヤ性能の発展などが進んでいて要は車の運動能力を知った運転をすれば良いと思っているのと、そもそもあまりに雪深いときは山に行かないんじゃないかと思われる*13からです。

 とはいえ、車以外にも考えることも多く、ステップワゴンとかもあるよ、などなど心千々に乱れる車の検討です。そもそも検討するだけで、買わないと言うことだってありますしね。

*1:石川啄木「一握の砂」より…
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

*2:車の本体価格だけでなく、駐車場などにかける設備投資も考えると、山の家の駐車場まで電源引っ張って…ややではなく、大変厳しい

*3:価格差が約60万円、燃費がヴェゼルのカタログ値で7.5Km/ℓ程ハイブリッドが有利ですが、走行距離を10万㎞として差額の60万円を埋めるにはガソリン代が300円/ℓを超えてこないといけません

*4:将来の下取に期待しているのです

*5:ガソリン車のシビックの時点でヴェゼルより少し進化しているようです

*6:ガソリン車の実績

*7:ヴェゼルを参考にすると、ガソリン車とe:HEVで60万円強。4WDはさらに20万円積む感じというところからの予想

*8:https://www.honda.co.jp/auto-lineup/

*9:犬の快適さにあわせた車内温度にすると運転席の寒さは尋常でなく、現在夏でも冬仕様のかっこうをして運転していますが、それでもなかなか後部座席の温度が下がらない昨今の夏の厳しさです

*10:ガソリン車の最小回転半径は5.7mでe:HEVではもう少し大きくなるはず。なおヴェゼルは5.5m、シャトルは5.2m

*11:街から山に行くだけ-約200Km、標高差1500m-なら満充電でギリギリ行けるのではないかと思われます

*12:4WDの方が重量のせいで滑りやすく、止まりづらいなど

*13:そこまで雪深いと犬との散歩も大変困難