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スーパーフィート

スーパーフィート

 前回の記事でも書きましたが、ダナーフィールドローのインソールをスーパーフィートのものにしました。

スーパーフィート - 驚異のインソール

 今回購入したのは、スーパーフィートの中でも代表的なトリムフィットというシリーズの中でも最もサポート力が高いと言われるグリーンです。サイズはE。トリムと言うくらいなので、インソールのつま先部分をカットして使うのですが、ダナーフィールドローの9Hのオーソライトと合わせると、全体的に5㎜程度カットして入れる*1ことになりそうです。

インソール ビフォーアフター

ダナーフィールドロー純正のオーソライト(左)とスーパーフィート(右)

その特徴

 オンラインストアのウェブサイトで見る謳い文句は以下の通り。

  • A.ディープヒールカップかかと周りのサポートと、足本来の衝撃吸収機能を発揮させる、深いヒールカップ
  • B.耐久性の高い構造12ヶ月間の使用、または使用距離がトータル約800kmのどちらか先に達するまで、Superfeetインソールは快適な使用を頂けるよう、サポート形状を維持。
  • C.高密度なフォームシート高密度なフォームシートが足へのサポート、衝撃吸収を行い、長時間の使用でも快適に。
  • D.天然コーティング剤による処理臭気の原因となるバクテリアの繁殖を抑制。
  • E.強化されたサポートスタビライザーキャップ後足部のサポートからつま先まで、足の運動機能と安定性を発揮させるためのSuperfeetインソールの心臓部。
  • F.Superfeetの独自形状ハイアーチモデル。足、足首、膝周りのストレスを軽減できる足元の安定性とサポートを提供できるのがSuperfeetインソール。

superfeet-jp.shop

 オンラインストアの写真を見ながらだとA~Fまでの場所がわかります。

レビュー

特徴についての所感

 前回の記事内にもあるとおり、Aの深く厚いヒールカップが私としてはポイントでしたが、ここは満足しています。
 Bの耐久性については素材的に長く履いても形状は変わらないという噂があります。
 Cの衝撃吸収についてはあまり期待しない方が良いように思いますが、履いていて突き上げが厳しいということはありません。Bと同じことなのですが、インソール自体は硬いと思います。
 Dの臭いについては、今後も注意深く観察してみますが、正直自分では分からないところですし、グランズレメディはふりかけているので、そういうものかと期待しています。
 E、Fについては、足がまだインソールに慣れていませんので、なんとも言えませんが、姿勢を矯正されている感はあり、腰等に張りが出ています。

足から整える週間

 今週は、ビルケンシュトックのモンタナとこの靴を交互に履いているのですが、ビルケンシュトックでは土踏まず中央が刺激されるのに対して、スーパーフィートでは踵部の土踏まず寄りの部分が圧迫されている感じです。内側アーチの足底腱膜に効いていると感じるのは、今まで何かが良くなかったのでしょうか。
 似た感想を持った方のブログを発見したので、リンクを貼っておきます。

ameblo.jp

ダナーフィールドロー純正のオーソライトとの違い

踵部を横から見たときの比較
全体を後部から見たときの比較
ダナーフィールドロー純正のインソールとスーパーフィート

 写真で見ると、ダナーフィールドロー純正のオーソライト製インソールとの違いがわかりづらいのですが、違うと感じているのは主に以下の点です。

靴の中での踵の位置が上がる

 写真で見る限り高さの違いがほとんどないのですが、履き口が踝にあたらなくなり大変快適になりました。ほんの数㎜の違いと思われますが、うれしい限りです。
 また踵が上がった分、靴の中での足のポジションが後ろに下がりつま先部の余裕が増したように思います。ポールジョイント部付近の快適さも上がりました。
 踵の位置が上がった理由については、厚みのせいなのか、インソールの硬さで沈み込まなくなったせいなのかは、よく分かりません。

踵のホールド感

 ヒールカップの深さからくる踵のホールド感はかなり高めです。さすが評判の高いインソールが売り*2にしているだけのことはあります。踵の位置が上がっても、ヒールのホールド感で靴の装着感が上がって、より安心快適に歩けます。

硬さ

 全体的な硬さが違います。オーソライトは丸めて持ち歩けるのではと思わせるような柔らかさと気泡をたくさん含むところからくるクッション性を両立させています。スーパーフィートは突き上げが厳しいということはありませんが、かなり硬めです。歩行時の衝撃が足裏や膝などにくるということはないのでそれなりにクッション性はあるようですが、感じるのはクッション性より硬さです。ミッドソールのクッション性が特徴のダナーなので、硬くてつらい、ということにはなりづらそうではあります。オーソライトを入れていたときは、それこそNew Balanceのような履き心地でした。ただし靴が重いんですけどね。

通気性

 これはオーソライトのほうが優れているのではないかと思います。通気性なのか保温性なのか、スーパーフィート自体に熱が籠る感じがあり、今の時期歩いていると、じわじわ靴の中が暑くなる感じはあります。通気性というよりは保温性なのかもしれませんが、素材的に暖まりやすい*3ようです。

重さ

 圧倒的にオーソライトが軽いです。ダナーフィールドローの重さと相まって、日常の犬とのお散歩が本格トレッキングの様相を呈してきています。

 靴のライニングが汚れると面倒なのでフルサイズのインソールを探しましたが、前から気になっているビルケンシュトックのブルーフットベッドをオーソライトの上から装着してもよかったのかな*4、と今さら思ってもいます。ビルケンシュトックはモンタナとアリゾナを持っていて安心のブランドであることと、何より定価が2,000円程度違いますからね。
 今のところ悪くないスーパーフィートですが、秋口頃に慣らし運転の終わった使用感、及びそこそこ履いた後の耐久性能などをレポートしたい*5と思います。

 今年の夏は暑いという予想があちこちから出てきはじめましたが、来週あたり山の家、いや山の自宅に行ってこの夏の準備でもしてきたいな、と思う今日この頃です。

*1:カットせずに入れるとジャストフィットしますが、スーパーフィート的にはインソールごと靴の中で足が少し動く状態が良い状態とのことです

*2:アイテム詳細で「最強のサポート性,衝撃吸収性に優れた、スーパーフィートのシンボリックなモデルです。 1977年から守り続けられた設計コンセプトはその高いパフォーマンスを証明するものです。」と書かれています

*3:冷えやすいのかも冬に報告したいところです

*4:平らなインソールのほうが無難とは思いますが、なんとかいけそうな気がします

*5:年に2回程度行う靴のメンテナンス大会を開催後に報告予定