別荘が欲しくなったからと言って、ホイホイ買えるほど我が家は裕福ではありませんが、インターネットで物件情報を見るようにはなりました。とりあえずエリアごとに考えてみました。
やはり関東近郊の別荘地で考えてみました。関東地方は関東平野があって、その北と西が山で南と東が海という感じになっています。その関東平野の縁が別荘になっていることが多いと思います。
我が家は南武エリアというか、東急線沿線(南武というか、城南というか…)にあるということ。あまり遠くではなく、せいぜい東京からの距離は300Km(休憩含め4時間あれば、という時間)くらいでないと行くのが億劫になりそうです。朝6時に出発したら、現地のスーパーに10時に入店できるイメージですね。そして求めることは避暑だいうことを、前提条件として検討してみます
- 関東東部太平洋岸(九十九里浜・房総半島南部・鹿島灘沿い)
黒潮の影響で温暖な気候です。広くて快適なドッグランがいろいろあるという話なのですが、行ったことがありません。犬と一緒に宿泊できるステキなホテルもあるそうです。
我が家のエリアからの所要時間は90分~2時間くらいでしょうか。大洗あたりだともう少しかかります。車移動・電車移動問わず、わりとのんびりした風景の中を走るイメージがあります。高速道路、鉄道網が発達していないとも言えます。
我が家的には、避暑には向いていないという観点から対象外です。 - 伊豆半島(熱海、伊豆高原、西伊豆など)
こちらも黒潮の影響で温暖な気候です。海に潜ればサンゴ礁があるところがあります。珊瑚礁の周りには当然のように熱帯魚が泳いでいるわけです。伊豆スカイラインのように標高の高いところもあるにはありますが、基本的に避寒地だと思います。東急と西武がリゾート開発争いをしたので、少々寂れたとはいえ、宿泊施設が質量ともに豊富で、ドッグフレンドリーな施設も多いイメージです。伊豆半島は平野部の少ない地形ですので、我が家のエリアからの所要時間は熱海・真鶴半島・沼津など半島の付け根付近ならば90分前後。下田など半島の先端だと3時間くらいでしょうか。地形が険しく、渋滞しがちなエリアですので、所要時間がつかみづらいところはあります。車でなく電車となると半島の付け根のエリアは俄然便利で熱海・三島など東海道新幹線のこだまを使えば、東京まで1時間かからないというのは魅力的ですし、三島にいたっては始発・終点になるものもあるので、自由席でも座っていけるというなんとも贅沢な通勤も可能です。
こちらも、我が家としては、避暑には向いていないという観点から対象外です。 - 東海道線沿線
東海道線沿いとは言い切れませんが、葉山・逗子・大磯などから、浜名湖にかけてもわりと有名な別荘地があったりします。浜松くらいまでだと距離的・時間的には検討に値しますが、温暖な気候が売りとなる地域と思われ、我が家としては対象外です。 - 箱根
日本屈指の温泉地です。箱根湯本から仙石原までのエリアで、温泉の泉質も様々、観光地も豊富です。道路や公共交通機関等のアクセスも良く、我が家のエリアから1時間程度で行けます。標高もそれなりにありますが、あれだけリゾート地として開発されていてもスキー場はなく(箱根駅伝を見ると寒そうではありますがその程度の気温なわけです。熱海から山を登ると箱根、と言う位置関係ですから、ココも黒潮の影響と言うことなのでしょうか)避暑地としては今ひとつです。伊豆・箱根エリアは、ドッグフレンドリーな施設等が多く、犬と宿泊できるホテルも大変多いので、(ウチの場合は夏を除きますが)旅行先としてはとても良いと思います。交通状況が良ければ、我が家のエリアからは1時間くらいで行けます。新幹線や小田急、また高速バスを上手く使ってみるなど、公共交通機関も充実しています。 - 富士山麓(十里木、朝霧、富士五湖など)
静岡県側と山梨県側があります。静岡県側は上記東海道線沿線でもありますが、標高が高いということで、箱根とは違ってスキー場があったりするくらいなので、避暑地とみなすことができそうです。ただ静岡県側はわりと夏の日中の日差しがたいそう厳しいように思います。自衛隊の演習場を除くと草原になってしまうということなのでしょうか。山梨県側は富士五湖周辺の森が日差しをやわらげてくれます。我が家のエリアからの所要時間は東名・中央の高速道路が利用でき、90分前後です。日本一の高さを誇る富士山ですが、標高は1000m前後のところが主な生活圏となり、標高の高いエリアに逃げることができないイメージなこと。水は豊富にあるのですが、湿度が全般的に高いことは、残念なところです。古くから開けた地域なので、純然たる別荘地ではなく、街とリゾートが混然となっていて買い物等で困ることは無いというのは、我が家にとっては良いことだと思います。 - 那須(奥日光・鬼怒川など)
那須もエリアが広いと思うのですが、我が家のエリアからだと都内を抜けていかなければならず、もともと少々足が向かない方角です。東北道に入るための疲労度がわりと高め(首都高の道幅が狭い)で旅行先としてもあまり検討されません。白河に友人が住んでいたりするので、行ってみたい気持ちはあるのですが…。このエリアも東北新幹線で東京まで1時間強なので東北道へのアクセスの良いエリアならば良いと思います。 - 軽井沢(北軽井沢、菅平、草津など)
別荘地としては軽井沢方面となりますが、つまるところ浅間山山麓ですね。那須と同じく東京から新幹線で1時間強というのは魅力です。その昔軽井沢に別荘を持つ友人がいたので、何度か遊びに行きましたが、軽井沢は湿気がすごい、との話は聞いていますが、標高も高く冬は寒さが痛みを伴う感じな土地だと思います。草津はよく知らないのですが、軽井沢から奥に入ると湿度もグッと下がってくるように思います。昨夏野暮用で菅平に行きましたが日差しは厳しいモノがありましたが、湿度が低い分過ごしやすかったですね。ただこの方面も、関越道に乗るまでも乗ってからも、名うての渋滞するルートなので、なるべく避けたい気持ちがあります。我が家のエリアからの所要時間は、空いている時間で2時間半〜というところでしょうか。 - 八ヶ岳
こちらも広いエリアです。わりと標高が高めなこと。晴天率の高い地域なせいか湿度が低いことなど避暑地には向いています。犬と飲食の出来るお店はわりとあるのですが、宿泊施設がそこまでないようにも思います。アクセスは悪くはありませんが、今まで述べたところと比較すると、房総半島の太平洋岸エリアとどっこいどっこいでしょうか。中央道は走りやすい高速道路ですが、新幹線はありませんし、リニアの新駅も少し遠い(甲府から30分という話を信じれば、甲府まで1時間程度を見積もる感じで、近い感じになるのでしょうか…) 車で移動するのに、無駄に疲れる感じはなく、少々通ったこともあったりして、我が家としては身近な避暑地と言えると思います。
まずはエリア選定のために考えたのはこのようなところでしょうか。
なんて、かっこつけて考えてみましたが、プロがこんな記事出してましたね。
style.tokyu-resort.co.jp つまり、こういうあたりから考えてみたわけです。